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はじめに
「赤ちゃんと小学生、年の離れたきょうだいを連れて温泉旅館って、正直しんどくない?」
わかります。私もずっとそう思っていました。
我が家は8歳のお兄ちゃんと生後11ヶ月の娘、いわゆる8歳差の歳の差きょうだい。上の子はもう1人でなんでもできるのに、下の子はまだ歩き始めたばかり。旅行のペースがまったく違うんですよね。
そんな我が家が、2026年8月上旬、八戸の実家に帰省したついでに、母(子どもたちのおばあちゃん)も誘って岩手県の岩泉龍泉洞ホテル 龍のすみか(旧・龍泉洞温泉ホテル)へ1泊2日で行ってきました。
結論から言うと…大人が2人いる旅行、最高でした。
そして龍のすみか、赤ちゃん連れにめちゃくちゃ優しかった!
この記事では、
- 家族風呂(貸切風呂)を追加した理由と実際どうだったか
- 夕食・朝食の中身と、「事前に確認しておけばよかった」失敗談
- 龍泉洞に11ヶ月の赤ちゃんを抱っこ紐で連れて行った結果
- 割引を使って実際いくらになったか(総額公開)
を、正直にぜんぶ書きます。
旅行の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メンバー | ママ・おばあちゃん・お兄ちゃん(8歳)・娘(生後11ヶ月)の4人 |
| 時期 | 2026年8月上旬 |
| 出発地 | 青森県八戸市(実家) |
| 移動手段 | 車 |
| 宿泊先 | 岩泉龍泉洞ホテル 龍のすみか(岩手県岩泉町) |
| 日程 | 1泊2日 |
八戸から龍泉洞までは、途中で道の駅に寄り道しながらのんびり南下しました。この寄り道が、子どもたちにとっては旅のハイライトだったかもしれません(笑)。
【道中①】道の駅 いわて北三陸:ポケモンの公園で休憩
まず立ち寄ったのが道の駅 いわて北三陸(岩手県洋野町)。
▶ 公式サイト:https://michinoeki-iks.com/
ここ、ポケモンの公園があるんです!

青空にプテラ!お兄ちゃんは車を降りた瞬間からダッシュでした。
そして道の駅の建物の中にも大きなアスレチックがあります。

この赤いらせん状の滑り台、見上げるとかなりの高さ。8歳のお兄ちゃんは何度も何度も繰り返し滑っていました。

小さい子向けの木の滑り台やクライミングもあります。ただし…
0歳の娘は対象年齢外で、遊べませんでした。
これぞ歳の差きょうだいのリアルです。お兄ちゃんが夢中で滑っている横で、娘は抱っこされて眺めているだけ…。「下の子が遊べる年齢かどうか」は、行く前に確認しておくのがおすすめです。
💡 歳の差育児のここが助かる
それでも屋内なので、真夏でも日差しを気にせず遊べます。赤ちゃんを抱っこしたまま、上の子を見守れる広さなのはありがたかったです。
ちなみに、ここには「北三陸にしやま食堂」という食事処もあります。

北三陸海鮮丼、久慈産の紅葉サーモンといくら丼…どれも美味しそう!
実はここ、2年前に「久慈産の紅葉サーモンといくら丼」を食べたことがあるんです。そのときのお値段は1,600円でした。
今回あらためてメニューを見て…結構値上がりしててビックリ!!
海鮮の相場を思えば仕方ないのかもしれませんが、数年で物価が動いているのを実感しました。今回はぐっと我慢して先へ進みましたが、ここで食べるのも全然アリだと思います。
【道中②】道の駅 くじ やませ土風館:海鮮ランチ
以前、道の駅 いわて北三陸でご飯を食べたことがあったので、今回は道の駅 くじ やませ土風館(岩手県久慈市)でお昼にしました。
せっかく三陸まで来たので、狙いはもちろん海鮮! 館内の食事処「山海里(さんかいり)」に入りました。
▶ 公式サイト:https://dofukan.com/sankairi.html

私が頼んだのは「投げ込み丼」。マグロ、サーモン、白身、はまち…関西ではなかなかこの値段でこの内容は食べられない!

そしておばあちゃんが頼んだのは…たしか「七夕定食」みたいな名前の定食だった気がします(うろ覚えでごめんなさい)。炊き込みご飯や茶碗蒸しまで付いていて、こちらも豪華でした。
おばあちゃんと違うメニューを頼んでシェアできるのが、大人が2人いる旅の楽しいところです。

2階には大谷翔平選手の新聞記事がびっしり
食事のあと館内をぶらぶらしていたら、思わぬ発見が。

壁一面の大谷翔平選手の新聞記事!(大谷選手は岩手県奥州市出身なんですよね)
野球好きのお兄ちゃんは食い入るように見ていました。
1階には懐かしの駄菓子コーナー

そしてこちら、昔懐かしい駄菓子がずらり。
「これママが子どもの頃に食べてたやつ!」と盛り上がり、おばあちゃんまで「これは私が子どもの頃…」と参戦。3世代で盛り上がれるのが駄菓子のすごいところですね(笑)。
【観光】龍泉洞へ:11ヶ月の赤ちゃんは抱っこ紐でどこまで行けた?
ホテルにチェックインする前に、まず龍泉洞へ。

日本三大鍾乳洞のひとつ、龍泉洞。看板の横には金色の龍の像があって、お兄ちゃんは早速記念撮影していました。
赤ちゃんは抱っこ紐一択です
洞内は通路が狭く、床が常に濡れています。ベビーカーは正直きびしいので、抱っこ紐で行って大正解でした。

ひんやりした空気と、青い照明。娘は抱っこ紐の中でキョロキョロしていました。夏の外気との温度差がすごいので、赤ちゃんには薄手の羽織りものがあると安心です。
第三地底湖の先、約270段の階段で私は断念しました
洞内の奥、第三地底湖まで進むと、そこから上へ登る階段があります。

これが約270段。
見た瞬間「あ、無理だ」と思いました。11ヶ月の娘を抱っこしたまま、濡れた急階段を270段は危険すぎる。
ということで、私と娘はここで待機。おばあちゃんとお兄ちゃんの2人で行ってもらいました。
15分ほどで戻ってきた2人。聞いてみると…
お兄ちゃん、3回転んだそうです(笑)
やっぱり滑るんですね。行かなくて本当によかった。
💡 ここでもおばあちゃんが大活躍
大人が私1人だったら、「上の子が行きたがるけど連れて行けない」で終わっていました。大人が2人いると、片方が赤ちゃん担当、片方が上の子担当に分かれられる。 これが3世代旅の最大のメリットだと実感した瞬間でした。
それと、水の色について。最近まとまった雨が降ったわけでもないのですが、母いわく
「昔に比べて青々とした感じがなくて、ちょっと濁って見えるねぇ」
とのこと。私は初めてだったので「きれい!」と思ったのですが、昔を知っている人の目には違うようです。日によって透明度が変わるのかもしれません。
⚠️ 熊の出没に注意
これは行ってから知ったのですが、龍泉洞の周辺は熊の出没エリアです。
ホテルの駐車場裏の山道も立ち入り禁止になっていました。
最近は全国的に熊のニュースが多いので、遊歩道や山道に子どもだけで行かせないよう、事前に家族で話しておくと安心です。(熊も熊で、人間が怖いんだろうなとは思うのですが…)
【道中③】道の駅 いわいずみのジェラートが最高
ホテルに入る直前、道の駅 いわいずみに寄り道。
ここにViTO(ヴィート)のジェラートがあるんです。

このカラフルなショーケース、子どもがテンション上がらないわけがない。

お兄ちゃんは真剣に悩んで、悩んで、ダブルをチョイス。この日一番の笑顔だったかもしれません(洞窟より…笑)。
【本題】岩泉龍泉洞ホテル 龍のすみかに泊まってみた
さて、ここからが本題です。

▶ 公式サイト:岩泉龍泉洞ホテル 龍のすみか
部屋は和室。赤ちゃん連れには和室が正解でした
今回泊まったのは和室。

(テレビには高校野球。夏ですね)
赤ちゃん連れに和室は本当におすすめです。
- ベッドからの転落を心配しなくていい
- ハイハイ・つかまり立ちを自由にさせられる
- 布団の位置を自分たちで調整できる
- 荷物を広げても子どもがぶつからない
11ヶ月って一番目が離せない時期なので、「落ちる心配がない」だけで気持ちがまったく違いました。
感動した神対応:オムツ用のゴミ箱を事前に用意してくれていた
部屋に入って一番うれしかったのがこれ。
予約時に赤ちゃん連れと伝えていたら、オムツ専用のゴミ箱が部屋に用意されていました。
これ、赤ちゃん連れの旅行あるあるなんですが、オムツのゴミって普通のゴミ箱に入れるのがどうしても気になるんですよね。においも気になるし、掃除の方にも申し訳ない。
言わなくても用意してくれているという、この気遣いが本当にありがたかったです。
お風呂:追加料金で家族風呂(貸切風呂)へ
このホテルを選んだ最大の理由が、家族風呂があることでした。

もちろん大浴場もあります。でも今回の我が家には、ひとつ大きな問題が。
お兄ちゃんが1人で男湯に入れないんです。
8歳。もう女湯に入るには大きい。でも1人で男湯は不安。今回パパはいません。
これ、歳の差きょうだい+ママだけの旅行では本当に困るポイントなんですよね。しかも赤ちゃんもいる。
そこで、家族風呂がある宿を条件に探しました。

追加2,000円の「炭風呂」が想像以上によかった
追加料金2,000円で、家族風呂を貸切に。

これが大当たりでした。
- 炭風呂で、体の芯からポカポカ。湯上がりの持続力がすごい
- 脱衣所がめちゃくちゃきれい!扇風機もあって快適
- 何より誰にも気を使わなくていい
娘は貸切風呂が楽しかったようで、この旅で一番はしゃいでいたのがお風呂でした。バシャバシャして大喜び。
大浴場だったら「泣かないかな」「他のお客さんの迷惑にならないかな」と気が気じゃなかったと思うので、2,000円は迷わず払っていい金額だと思います。
💡 歳の差きょうだいの宿選びのコツ
上の子が1人で大浴場に入れる年齢になるまでは、「家族風呂・貸切風呂あり」を条件に検索するのがおすすめです。パパ不在の旅行では特に必須級。
夕食:ビジネス定食プランが思ったより豪華だった
夕食は、あえて一番シンプルな「ビジネス定食プラン」にしました。
理由は単純で、「道の駅であれこれ食べるだろうから、夜は軽めでいいよね」と思ったから。
…その予想は、見事に外れました。

いや、豪華すぎませんか??
陶板焼き(すき焼き用の生卵つき)、お造り、小鉢の数々…これで「ビジネス定食」?
そして個人的に一番テンションが上がったのが、ホヤ!
「海のパイナップル」と呼ばれるホヤ、関西ではなかなかお目にかかれないんです。三陸に来た実感がありました。

天ぷらも本当に美味しかった! サクサクで、川魚の塩焼きと枝豆も付いて、もうお腹いっぱい。
そしてスタッフさんのホスピタリティも最高でした。食事会場で、娘のために赤ちゃん用の椅子を用意してくださいました。
11ヶ月って、座らせておく場所がないと本当に大変なんです。抱っこしたままご飯を食べるのは至難の業。
さりげなく用意してくれるこの対応、本当にありがたかった。
…とはいえ、2つだけ「やっちゃった」ポイントもありました。同じ失敗をしてほしくないので、正直に書きます。
①【最大の後悔】子どもの食事を「お子様メニュー」に変更できるか確認しなかった
私が予約したのは「ビジネス定食プラン」。つまり大人向けの味付けです。
お兄ちゃん(8歳)、ほとんど食べられませんでした。
お造りもホヤも大人の味。せっかくの豪華な食事なのに、本人は箸が進まず…。
予約時に「子どもだけお子様メニューに変更できますか?」と聞いておけばよかった。
宿によっては、大人と同じプランでも子どもの分だけお子様ランチ・お子様御膳に変更できることがあります。これ、予約時に必ず確認すべきでした。本当に後悔しています。
②ご飯(白米)が後から出てくるスタイルだった
これは完全にわがままな要望なんですが…
白いご飯が、コースの後半に出てくるスタイルでした。
大人だけならまったく問題ないんです。でも子どもは、おかずだけだと食べ進められない。「ご飯は?」となって手が止まってしまう。
子連れの場合は「ご飯だけ先にいただけますか?」と最初にお願いするのが正解だと思います。次回はそうします。
💡 子連れで旅館の食事を予約するときのチェックリスト
☐ 子どもの分だけお子様メニューに変更できるか
☐ ご飯を先に出してもらえるか
☐ 赤ちゃん用の椅子・食器はあるか
☐ 離乳食の持ち込み・温めはOKか
この4つ、予約時に聞くだけで食事の満足度が全然変わります。
朝食:有名な岩泉ヨーグルトが食べ放題♪
朝食は、これぞ日本の朝ごはんという和定食スタイル。

朝から湯豆腐が出てくる贅沢。
そして…筋子!!
私、筋子が大好物なんです。朝から筋子があるだけで幸せな気持ちになれました♡
さらに、岩泉ヨーグルト・パン・サラダは食べ放題。
岩泉ヨーグルトといえば、もっちりとした食感で有名な岩手のご当地ヨーグルト。地元でこれが食べ放題は嬉しすぎます。
パンとヨーグルトがあるおかげで、和食が苦手なお兄ちゃんもしっかり食べられました。(夕食のリベンジ)

売店もあるので、お土産はここで買えます。
【総額公開】1泊2日、割引でいくらになった?
さて、気になる金額です。
定価(宿泊費)
| 区分 | 単価 | 人数 | 小計 |
|---|---|---|---|
| 大人 | 11,816円 | 2名 | 23,632円 |
| 小学生 | 11,816円 | 1名 | 11,816円 |
| 乳幼児 | 1,100円 | 1名 | 1,100円 |
| 合計 | 4名 | 36,548円 |
ここから割引が入ります
| 割引 | 金額 |
|---|---|
| Yahoo!トラベル 即時利用割引 | −7,300円 |
| おでんせ!いわて旅割キャンペーン | −14,624円 |
| 割引合計 | −21,924円 |
実際に支払った金額
14,624円
4人で1泊2日、夕食・朝食つきで14,624円。
…半額以下です。
1人あたり約3,600円。ビジネスホテルの素泊まりより安い金額で、温泉と2食が付いてくる計算になります。
※ このほかに、食事のときの飲み物代と家族風呂の貸切料金(2,000円)を、チェックアウト時に別途支払いました。
⚠️ 注意
割引は2026年8月時点のものです。自治体の旅行支援キャンペーンは予算がなくなり次第終了しますし、Yahoo!トラベルのクーポンも時期によって変わります。予約前に必ず最新の情報を確認してください。
旅行予約サイトのクーポンは絶対チェックすべき
今回いちばん効いたのが、自治体のキャンペーン(おでんせ!いわて旅割)と予約サイトのクーポンの併用でした。
同じ宿・同じプランでも、予約する場所とタイミングで2万円以上変わる。
面倒でも、予約前に「◯◯県 旅行支援」で一度検索してみるのを本当におすすめします。
正直に言うと今回、行き先は函館・岩手・青森県内の3つで迷っていました。
最終的に岩手に決めた理由は…キャンペーンをやっていたからです。
行き先を決めてからキャンペーンを探すのではなく、キャンペーンをやっている場所から行き先を決める。
ちょっと不純な動機に見えるかもしれませんが(笑)、同じ予算で宿のグレードをひとつ上げられると考えれば、子連れ旅ではかなり合理的な選び方だと思っています。
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まとめ
最後に、良かった点と気をつける点をまとめます。
◎ よかったところ
- オムツ用ゴミ箱を頼まなくても用意してくれる神対応
- 家族風呂(貸切・炭風呂)があるので、パパ不在でも上の子とお風呂に入れる
- 脱衣所がとてもきれい
- 赤ちゃん用の椅子を食事会場に用意してくれるホスピタリティ
- 和室なので、赤ちゃんの転落を心配しなくていい
- 一番シンプルなプランでも食べきれないほどの夕食
- 朝食に岩泉ヨーグルト・パン・サラダの食べ放題つき
- 割引を使えば驚くほど安く泊まれる
△ 事前に確認しておくとよいところ
- 子どもの食事をお子様メニューに変更できるか(超重要)
- ご飯を先に出してもらえるか
- 周辺は熊の出没エリア。山道には立ち入らない
- 龍泉洞の270段の階段は、抱っこ紐の赤ちゃん連れには危険。無理は禁物
「赤ちゃんがいるから旅行はまだ無理」と思っているママ、大人がもう1人いれば、意外といけます。
そして宿選びで「家族風呂があるか」を条件にするだけで、歳の差きょうだいの旅行はぐっと楽になります。
八戸・盛岡方面から車で行ける距離なので、東北にお住まいの方や帰省中の方の1泊旅行にぜひ。

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